DVDと言えば皆さんはビデオだと思うでしょう。
今新しいDVDの企画が争われてます。

今のところ一般的な種類は分かりやすく説明すると以下の4つの規格になる。
DVD-ROM、これはパソコンでファイルを開いたりビデオを見たり出来るごく一般的なDVD。
DVD-R/RW、ディスクにファイルやビデオを記憶するものでもちろん記憶が出来たら読み出すことができる。Rは1回だけ記憶でき、RWは書き換えが出来る、一般的に1000回繰り返し書き換えられると言われている。
DVD-RAM、約10万回繰り返し書き換えられるDVD-RWみたいな物だけどギャップがありすぎる、DVDがただ読める機械(ドライブ)で読むことが出来ない(PS2とか)、書き換えが遅い、しかも高額、バックアップ向き。

簡単なようでちょいと訳の分からない説明であったけど大体そんな感じ。
で、これらに新たな仲間が加わるのです。
まず最初に紹介するのは「Blu-ray Disc」。
読みは「ブルーレイ・ディスク」と言い、最初は25GBとその倍の50GB、DVD約5.5枚って所かしら。
将来は200GB入るディスクが開発中とので100GB入るタイプは開発に成功したらしい。
ディスクディスクとか言ってるけど「Blu-ray Disc」はケースと一体化していて傷が付きにくくまたディスク自体にも傷が付きにくいらしい。
無論将来ディスクを取り出せるタイプも出るでしょうな。

ここでメリット、デメリット。
メリットは
・容量が大きい。
・むき出しにしていても傷やホコリが付きにくい。
・PS3で読むことが出来る

デメリットは
・今持っているDVDドライブでは読めない。
・ドライブとメディアが高額(最初だから仕方ない？)
・PS3が高額(これも上と同様)

PS3で読めると言うことは＝普及に繋がることなので先手をとったのは「Blu-ray Disc」と言っても良い。

そしてもう一つのディスク「HD DVD」。
読みは「エイチディーディーブイディー」、15GBとその倍30GB、もうちょっとだけ容量がでかくなる予定らしいけどそれでも「Blu-ray Disc」には負ける。
ディスクに傷が付きにくい所は「Blu-ray Disc」と一緒。
大体一緒なんだけど差は次のように大きく違う。

メリット
・今持っているDVDを読める機械(ドライブ)で読むことが可能。(記憶する場合は別途ドライブが必要)
・次世代Windows、Windows VistaとXBOX360(外付けらしい)が対応する。
・メディアは「Blu-ray Disc」よりも安くなる。

デメリット
・「Blu-ray Disc」みたいに大容量は期待出来ない。
・現時点で「Blu-ray Disc」よりも遅れをとっているところは多い。

「HD DVD」最大の特徴はやはり相互性とWindows Vistaがサポートするところだ。
わざわざ新しい機械(ドライブ)を買う事はない。

この面から見ると「Blu-ray Disc」は弱いと個人的には思ったり。
しかし容量のでかさはかなわない、将来DVD-BOXが1本にまとめられるぐらいの勢いでしょ。
特にビデオをDVD&HDDレコーダーで記録する時代になってきて世の中データだらけ。
「いっぱい入って安い物」
って大半のユーザーは求めそう。
そうなれば良いのは「HD DVD」？　それとも「Blu-ray Disc」？
最初だからというのも言えるんだけどどっちもどっちだ。

そもそも「HD DVD」と「Blu-ray Disc」が規格統合していればこんな事にならなかった。
お互い意地の張り合いで結局統合が出来ず「VHS」VS「ベータマックス」みたいな戦争が今起きようとしている。

・・・もうぶっちゃけるとどっちでも良いんです。

将来1TB入るホログラムディスクも出るとか。